脱毛の歴史

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今となっては「脱毛」という言葉が世間一般的に使われ、知らない人が居ない程、当たり前の世の中になりました。そして女性のみならず、男性も当たり前のものとして取り入れている方も少なくありません。私も某脱毛サロンで働いていたことがあり、沢山のお客様と毛に対する愚痴をよくお話していました。笑

ご来店される理由の大半が「自己処理がめんどくさい…」その他だと「自分は気にならないけどお母さんが私の毛を気にしてるから」「介護される時の備えとして」等です。年齢は幅広く10代の方から高齢の方まで、まずはカウンセリングを受けに来られます。

 

その時に40代後半から60代ぐらいの方がよく言われてたのは「当時は値段が高くて全身をするとなると100万超えなんて当たり前。痛みもあるししょうがなく本当に気になるところだけをしていた」当時は脱毛したくても限られた人しか出来ない、痛過ぎて途中でやめたという方も多かったようです。

 

こういったお話を聞いていると脱毛は奥深いと感じていましたし、自分が当時の時代に生きてても脱毛経験がないまま死んでる可能性が大いにあり得るので今の時代に生まれてこれて本当に良かった!!泣 と、感じていました。

そこで簡単に、脱毛が現在に至るまでの流れを簡単にご紹介します。

 

脱毛の歴史

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1875年                      

脱毛が本格的に機械を使って行われ、

逆さ睫毛を永久的に除去する方法が

脱毛にも応用が出来ることが分かり

電気分解脱毛法が始まりとなります。

電気分解脱毛法とは毛穴にニードル(針)を

刺し、電気を流し脱毛する方法です。

 

1916年

6本〜10本のプローブを使用出来る

電気分解脱毛が発売され、さらに

36本のプローブが使用出来る

電気分解脱毛器が発売されます。

 

1924年

高周波を使って脱毛を行う高周波脱毛

発表され、1940年には真空管を使用した

高周波脱毛が主流となります。

高周波脱毛とは高周波の加熱作用に

より、発毛組織を凝固させ機能させなく

なる方法です。

 

1945年

ブレンド脱毛発表。

ブレンド脱毛とは電気分解脱毛と

高周波脱毛の組み合わせになります。

今までより機能性が高く、日本にも

輸入されるようになります。

 

1983年

レーザー脱毛が発表される。

黒いメラニンに反応し毛根を破壊。

痛みはありますが何より脱毛効果が高いです。

現在では医療機関で受けることが出来ます。

 

2000年

エステティックサロンで使えるレーザーより

出力の弱い光脱毛が使用される。

レーザーより波長が長い為、一回の施術を

短時間で行うことが出来ます。

こちらは現在の光脱毛、ライト脱毛、

フラッシュ脱毛などになります。

 

2000年以降から現代まで20年以上の年月が経っているので、それからはさらに痛みが少なくスピーディーに脱毛が出来る機械は日々開発されています。

私が働いてた時に使用していた光脱毛機は5つです。脱毛効果は大差ないですがどれも方法は違いますし、痛みの度合いも違います。お客様の肌質や痛みの感度で分けて使用していました。途中からは高速美容脱毛機が導入され今までより施術が大幅に短縮されました。

 

現代の脱毛方法の考えは脱毛しながらお肌も綺麗に…!というのが基本です。脱毛して毛がなくなっても脱毛したせいで肌荒れを起こしていたら通わなければ良かったと後悔することにもなりかねません。

脱毛も昔の人が美を追求し努力した結果が現代に生きています。多くの方が脱毛する喜びを知り悩みを解消出来たらと思います。